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ケアマネ直伝 介護のテクニック

コラム 認知症の方を在宅で介護する場合のケアの注意点

更新日:2015年08月26日

タグ: アルツハイマー, 認知症, 認知症予防

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認知症は高齢になると、非常にかかるリスクが高い病気の一つです。

年齢とともに起こる物忘れとは違い、脳の収縮や脳梗塞により記憶力が失われたり機能が低下したりするのが症状の特徴です。

認知症は発生原因や進行速度、現れる症状などに個人差が大きいため、介護現場では個別にケアをすることが求められています。

認知症の個別ケア

認知症のケアの注意点

認知症の初期症状への対応

認知症ケアで求められるのは、早期発見と認知症予防に向けた個別対応です。
初期症状として直前の出来事を忘れてしまうことや、怒りやすくなることなどがあります。

この段階では、認知症であるかそうでないか、あるいはどういったことが原因で認知症症状が出ているのかを受診してはっきりさせることが重要です。

原因によって、ケアが違う

脳梗塞が原因の場合であれば、症状が改善することも多いと言われています。

また、アルツハイマー型だとしても、早期から薬物療法を始めることにより認知症の進行を遅らせることができると言われています。

認知症の症状とケア

認知症の症状には、徘徊や異食、暴言や暴力、妄想、不潔行為など日常生活に支障をきたす行為が強く見られる場合があります。

認知症ケアでは徘徊や異食、暴言や暴力などは不安が原因の一つと考えられ、それを取り除く方法がしばしばとられます。

また、規則正しい生活習慣を取り戻すことも、重要な認知症ケアの一つです。

認知症のケアの具体的な手法

具体的には、生活環境や生活習慣を長年過ごしてきた状況に近づける様に工夫したり、リアリティー・オリエンテーションによって認知能力を高める方法がとられたりします。

認知症のリアリティー・オリエンテーション

認知症のケアの最近の手法

最近ではデイサービスや介護施設、病院などでも昔懐かしい歌を歌いながら脳に刺激を与える「音楽療法」や、昔の思い出を引き出して共感することで心理的安定と記憶力の改善を図る「回想法」、簡単な算数や国語を繰り返し行うことで学習機能を刺激する「学習療法」など様々な認知症ケアが行われるようになっています。

認知症ケアで気を付けるべき環境

こういった認知症ケアを行う場合は大人数でにぎやかに行うよりも、なじみの人間関係が作りやすく、より生活空間に近い環境で行うことが重要とされています。

認知症の場合は環境の変化に困惑し精神的に安定しなくなってしまうことが多いので、なるべく定期的に少人数で同じ環境下において認知症ケアを行うように心がけます。

定期的に認知症ケアに取り組むと、認知症の進行を遅らせることが期待できます。

認知症のケアのまとめ

認知症は、現在の医学では完全に治すことができない病気です。
そのため、早期発見、早期治療により症状の進行をいかに抑えるかが課題とされています。

認知症ケアで行われることは認知症予防の一環でも非常に効果があるとされていますので、認知症になる前、認知症と診断された後と、長く継続して取り組むことが重要です。

薬物療法も重要ですが、なるべく薬に頼らずに、認知症ケアによって症状の安定を図り、進行を遅らせることができるかが認知症のケアと言えるでしょう。

認知症予防のケア

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登場人物 紹介

吉田 めい

吉田 めい
祖母の介護をきっかけに、フリーになったイラストレーター。天然な性格のため、介護もあまり苦ではなさそう。

吉田 トラオ

吉田 トラオ
介護施設でケアマネージャーとして働く、めいの父でトラミの夫。ときどき、「ダトラ博士」になる。

吉田 トラミ

吉田 トラミ
めいの母でトラオの妻、パート勤務。佐藤和子の娘。母の介護に戸惑うことが多い。

佐藤 和子

佐藤 和子
トラミの母で、めいの祖母、転んで入院したことをきっかけに、ふさぎがちになる。

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